江戸城本丸跡

江戸城本丸跡(皇居東御苑)

江戸城本丸跡目次

  1. 江戸城本丸跡(皇居東御苑)について 
  2. 見どころ~
  3. 江戸城本丸跡の周辺
  4. アクセス
  5. Tiktokで情報を見る
  6. instagramで情報を見る
  7. Googleで口コミを確認
  8. Twitterで情報を見る

◆江戸城本丸跡(皇居東御苑)について~

江戸城は武蔵国豊郡江戸(現在の東京都千代田区)にあった城であり

現在の皇居となっています。

そのため管轄は宮内庁にあたり国の特別史跡にも指定されています。

別名:千代田城

城郭構造:輪郭式平城または平山城

築城主:太田道灌

築城年:1457年(長禄元年)

主な改修者:江戸幕府初代征夷大将軍徳川家康、二代目征夷大将軍徳川秀忠、三代目征夷大将軍徳川家光

主な城主:太田氏(1457年-1486年、1561年-1577年)

     扇谷上杉氏(1486年-1524年)

     後北条氏(1524年-1561年、1577年-1590年)

     徳川氏(1590年-1868年)

遺構:現存櫓・門、石垣・土塁・堀

指定文化財:国の重要文化財(桜田門、田安門、清水門)特別史跡

再建造物:富士見櫓、伏見櫓・多聞櫓

     桜田巽櫓、大手門

旧江戸城の本丸及び、二の丸・三の丸を中心とした地域は、皇居東御苑にあたり、そのうち本丸約3万4千坪(12万㎡)は、現在芝生となっています。本丸には、天守のほか櫓11棟、多聞11棟、門20数棟あったが、度重なる火災で今は、富士見櫓と富士見多聞の2つのみが現存しています。

皇居東御苑内の広々とした芝生が広がる場所は、江戸城本丸跡。 表御殿、中奥(なかおく)、大奥に分かれ、表御殿は、諸役人が執務する幕府行政の中心機関で、将軍の謁見なども行なわれた建です。 最も格式の高い「大広間」は正月などに諸大名が参集する場所になっていました。

本丸には政治行政機関の表御殿、将軍のプライベート空間である中奥、女性のみで構成された大奥がありました。

天守は、江戸時代初めの50年間のみ存在し、1657(明暦3)年に起こった明暦の大火(振り袖火事)の飛び火で本丸が全焼した際に、焼け落ちた後、再建されていません。

天守の代わりとなった三層の富士見櫓(現存)に近い本丸の南側に表御殿、天守台(天守が建っていた石垣=現存)に近い北側に大奥が位置していました。
本丸御殿(表御殿・中奥・大奥)も、明暦の大火以降でも2度焼失していますが、その都度再建され、幕末の1863(文久3)年の焼失時には、本丸の機能を西ノ丸御殿に移した為再建されず、明治維新を迎えたのです。

明治時代にはかなりの部分が焼け跡で、明治4年、正確な時間を知らせるために、本丸跡に午砲台(ドン)が設置され、昭和4年に廃止されるまで、「ドン」の愛称で東京府民に親しまれていました。

東京気象台(明治20年に中央気象台に改称し、昭和31年気象庁と改称)は、それまでの赤坂区溜池葵町から明治17年に江戸城本丸跡(麹町区代官町旧本丸跡)に移設。大正12年に麹町区元衛町に移るまで、本丸跡には中央気象台が置かれていたのです。

本丸跡には、天体観測と緯度経度計測のための天測塔と気象観測の風力塔を兼ねたれんが造りの建物が建設されていました

明治17年6月1日、東京気象台で毎日3回全国の天気予報の発表が始まっており

天守台の堅牢な石垣は天文観測などにも最適だったのです。

江戸城の本丸御殿は1606年(慶長11年)に完成しましたが、その後何度も地震や火災により倒壊・焼失し、そのたびに再建されました。

記録に残っているものを分かりやすくまとめました。

  • 1622年(元和8年)改築
  • 1637年(寛永14年)改めて新造
  • 1639年(寛永16年)焼失
  • 1640年(寛永17年)再建
  • 1657年(明暦3年)焼失
  • 1659年(万治2年)再建
  • 1844年(弘化元年)焼失
  • 1845年(弘化2年)再建
  • 1859年(安政6年)焼失
  • 1860年(万延元年)再建
  • 1863年(文久3年)焼失

と再建・焼失を繰り返しています。
1863年(文久3年)の焼失を最後に、本丸御殿は再建されず、役割を西ノ丸御殿に移したことから、本丸御殿跡は現在、芝生の広場になっています。

これを見ただけでもどれだけ歴史のあるお城なのかがわかりますね。

江戸城本丸跡がある皇居東御苑の公開について

【公開日】

通年(ただし、下記に掲げる日は休園)
(1)月曜日・金曜日(月曜が祝日の場合は火曜が休園)
(2)天皇誕生日
(3)年末年始(12月28日~1月3日)
(4)行事の実施、その他やむを得ない理由のため支障のある日

【公開時間 】

3月1日~4月14日・9月1日~10月末日 9:00~16:30(入園は16:00まで)
4月15日~8月末日・11月1日~2月末日 9:00~16:00(入園は15:30まで)

料金 :無料

現在は新型コロナウイルス拡大防止のため下記記載の事項を守っていただく必要があります。(宮内庁HPより)

ご来園の方は,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,次の事項にご協力いただきますようお願いいたします。

【来園にあたって】

①来園前に検温を行ってください。

②37.5℃以上の発熱,咳,全身倦怠感,咽頭痛などの症状のある方は,来園をお控え願います。

③入園にあたり手荷物検査が行われます。手荷物は最小限にするほか,あらかじめ駅等のコインロッカーに預けるなど,混雑緩和にご協力をお願いします。

④園内混雑時には,入園を一時停止させていただきます。

【入園時・入園後について】

①マスク着用は,基本的な感染防止対策として重要です。

他の人の近く(2m未満を目安)で会話をする場合や,屋内施設では,マスク着用をお願いします。

②手洗い及び手指消毒をお願いします。

③密集・密接を避けてご利用願います。

④屋内施設における長時間の滞在はお控え願います。

なお,施設内混雑時には,入室を制限させていただきます。

⑤熱中症予防のため,こまめに水分を補給し,また,屋外で他の人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合にはマスクを外すようお願いします。

これらを徹底して来場された全員の方に安心して気持ちよく、江戸城本丸跡の

魅力に触れていただきたいと思います。

◆見どころ~

1606年(慶長11年)徳川秀忠の時代に天守閣は建造されその後、修繕を重ねながら50年以上に渡り江戸の街のシンボルとしてあり続けましたが1675年(明暦3年)の大火事で焼失してしまった後は再建造されていません。

江戸城は日本史の中でも重要な存在とも言える存在です。

そのため、この天守閣の再建の要望は今もなお数多く寄せられているそうです。

江戸城 本丸跡

そんな江戸城本丸跡ですが、現在は、広場となっています。

当時、本丸には政治行政機関を担う表御殿、将軍の生活空間だった中奥、そして女性のみの大奥で構成されていました。

江戸城本丸跡には広々とした芝生が広がっています。

本丸御殿は表・中奥・大奥の三つからなっており、表御殿は、諸役人の執務や将軍の謁見の場など公的な建物で、最も格式の高い「大広間」は正月などに諸大名が参集する場所でした

圧倒的な規模と広さを誇る江戸城は、日本における築城の歴史を振り返ってみても類を見ない城郭です。

江戸城の広大な敷地面積は大阪城の約2倍の大きさの大名屋敷であったと言われています。

東京観光の定番にも挙げられる江戸城には、多くの建造物と見どころがあります。

ここでは、江戸城の代表的な見どころを「3つ」紹介します。

「大手門」や「桜田門」、「二重橋」など、1度は耳にしたことのあるスポットもあるかもしれません。

どれも江戸城観光では外せない名所ばかりです。

大手門

江戸城の正門であり、数多く存在する城内の門の中で最も重要な役割を持っていた大手門。

かつて大手門は、将軍や朝廷の勅使(ちょくし:天皇の意思を伝達する使者)など、限られた人間しか通ることが許されない門でした。

また、枡形(ますがた)形式で建築されている大手門の内部には、狭間(さま)と呼ばれる兵の集合場所としても活用され、外敵に向けた銃の発砲も可能な穴が開いています。

現在では、皇居東御苑の出入り口のひとつとして、多くの観光客が訪れる東京の観光名所です。

桜田門

桜田門 壮絶すぎる「桜田門外の変」

1860年(安政7年/万延元年)3月3日に発生した江戸幕府大老・井伊直弼暗殺事件、「桜田門外の変」で有名な枡形門です。

小田原街道の始点でもあったことから、元々は小田原口とも呼ばれていました。

現在では、国指定重要文化財に指定されており、東京観光では欠かせない歴史的建築物として人気を集めています。

二つの橋を総称して二重橋と呼ぶことが増えている

二重橋

皇居に入るために渡る橋のことで、皇居前広場から内堀に架かっている「正門石橋」と、その奥に位置する「正門鉄橋」のふたつの橋を総称して、「二重橋」と呼ばれ始めました。

基本的に通常は使用されていない橋であり、主に新年の一般参賀や宮中における公式行事の際に用いられています。

現在の二重橋は、1964年6月に架け替えられたもので、別名は「二の橋」・「月見橋」

海外からの観光客にも人気のスポットのひとつで、皇居の反対側にある丸の内の高層ビルと歴史を感じさせるお堀のコントラストが見どころです。

◆江戸城本丸跡の周辺

皇居散策コース

江戸城本丸跡周辺には

  1. 東京駅 
  2. 日本武道館
  3. 国会議事堂
  4. 日比谷公園 
  5. 東京ドーム
  6. 東京タワー  etc...があります。

東京駅:東京の玄関口東京駅は徒歩20分 こちらは車で行くと遠回りになり徒歩とあまり変わらないため東京の街並みや丸の内のオフィス街を歩きながら向かうのがオススメ!

日本武道館:アーティストの聖地!日本武道館は徒歩15分 車3分

国会議事堂:日本の国会が行われる国会議事堂は徒歩40分 車6分

日比谷公園:散歩やランニングに最適!日比谷公園は徒歩30分 車10分

東京ドーム:プロ野球や世界的アーティストがライブを行う東京ドームは徒歩40分 車15分 

東京タワー:日本を代表する有名観光スポット!東京タワーは徒歩1時間 車10分

東京はとても魅力的な街。中でも江戸城本丸跡周辺は観光スポットが多くあり

観光へ行った際にはできるだけたくさんの物が見たい!というのが本音。

「東京と言えば?」という質問をした際、真っ先にここ!とあがる有名観光地が
すべて徒歩圏内にあるためそれらを一度に味わえるのが最高!!!

目的地まで歩いて向かう事で新たな発見がある為、江戸城本丸跡周辺観光は徒歩がオススメ!!!

歩くのは少し避けたい!という方はタクシーを使えば時間は半分に抑えられて

より多くの観光スポットをめぐることもできます!

それぞれの楽しみ方を見つけて満喫してください!

◆アクセス

新幹線、電車、徒歩の場合

  • 大手門へ
    • 地下鉄各線の大手町駅(C13a出口)から約200m(徒歩約5分)
    • 地下鉄千代田線二重橋前駅(6番出口)から約700m(徒歩約10分)
    • JR東京駅(丸の内北口)から約1,000m(徒歩約15分)
  • 平川門へ
    • 地下鉄東西線竹橋駅(1a出口)から約200m(徒歩約5分)
  • 北桔橋門へ
    • 地下鉄東西線竹橋駅(1a出口)から約400m(徒歩約5分)

※江戸城本丸跡に一番近い入り口は大手門

車の場合

中央自動車道経由・・・千代田区 1 の 代官町通り まで 中央自動車道 を進み、

代官町 で 首都高速都心環状線/C1 を出る 1 の 代官町通り まで行く

関越自動車道経由・・・首都高速5号池袋線/ルート 5 を進み、竹橋JCT で 首都高速5号池袋線/ルート 5 を出る

1 の 代官町通り まで 内堀通り/都道401号 を進む

※駐車場 無/大手センターパーキング(185台/有料)などを周辺の有料駐車場を利用

問い合わせ 宮内庁TEL:03-3213-1111

電車新幹線の場合、東京駅到着後(丸の内北口)から約1,000m(徒歩約15分)で

たどり着けるため、徒歩で東京散策もかねて目的地、江戸城本丸跡に向かうのも

東京観光の楽しみ方の一つかも知れませんね!

また、皇居東御苑周辺には東京だけでなく日本を代表する観光スポットがたくさん

ある為、それらとセットで楽しむこともできます!
東京の素晴らしさを是非1つでも多く肌で感じてみてください。

Tiktokで情報を見る

instagramで情報を見る

Googleで口コミを確認